ご自身の体質がよく分からない、体調が思わしくないが血液検査等では異常が見られない、もっと元気になりたい、肌の調子が良くない、風邪を引きやすい等々ご自身の健康状態を再確認するために当院では漢方専門医による診察を行っておりますが、そこに栄養解析(血液検査・尿検査)を行うことにより分子科学的に見た栄養素の状態を把握します。
例えば、アトピー性皮膚炎の方、乾燥のひどい方は夏少し湿度がある方が楽、でも皮膚に熱をこもらせて辛い・・・乾燥がひどく陰虚(潤い産生の低下・めぐりの低下)、陰虚内熱といって熱をこもらせやすい・・東洋医学的(中医学)に四診(望・聞・問・切)で弁証。
分子栄養学的栄養解析ではビタミンD、Aの不足による皮膚免疫蛋白の活性低下、角化亢進などを確認できる。
また、内傷七情として五臓の働きの偏りから怒・喜・憂・思・悲・恐・驚の感情が偏って出るため精神的な病ではないかと考えられることもありますが、これらも東洋医学的に五臓を整えることで改善に導ける例も少なくありません。そして、分子整合栄養医学的には、セロトニン・メラトニン・ドーパミンなどの神経物質も自身の持つ酵素と食べ物から摂るビタミン・鉄・ナイアシンなどの補酵素がうまく機能することによって自身で産生するのです。これらの偏りも東洋医学的診察と栄養解析によって分析します。
以下、全て分析結果を説明した上で必要に応じて提供するものです。
栄養解析を受け、体質を見極めたい方は診療所にご連絡ください。
検査は初診時に行えますが、絶食か食後4時間以上経過した状態でお越しください。
漢方医の診察、アドバイスは初診時に行えますが、
全ての解析結果そろうまで3週間から一ヶ月を要しますのでご了承ください。