菊の花は、食用はもちろん薬用としても盛んに用いられ解熱、消炎、鎮痛、目の疲れなどのほか、血圧をさげ、動脈硬化を予防する働きがあります。ことにかすみ目にはよく効くといわれています。また、鶏の肝にはビタミンA、B2、鉄分などが多く含まれています。漢方では肝臓と目とは深い関係にあると考えられています。この料理は、目の疲れ、視力低下や老人性白内障、眼底出血、高血圧からのかすみ目の予防、頭痛、貧血の人などによく用いられています。
【 栄養と薬効 】
薬用として用いられる菊花はホソバアブラギクです。主成分は精油の他、ボルネオール、スサンボルニエールエステルなどを含み、血や気のめぐりをよくするため、清涼、鎮痛剤としての効果があります。
【 こんな人に 】
目が疲れやすい人、目のかすむ人、血圧の高い人。貧血ぎみの人。動脈硬化が心配な人。