情報社会において、個人情報の保護は非常に重要な課題です。 当院では、個人情報を適切に管理することを社会的責務と考え、
個人情報保護に関する方針を以下のとおり定め、職員及び関係者に周知徹底を図り、これまで以上に個人情報保護に努めます。
- 個人情報の収集・利用・提供 個人情報を保護・管理する体制を確立し、適切な個人情報の収集、利用および提供に関する内部規則を定め、これを遵守します。
- 個人情報の安全対策 個人情報への不正アクセス、個人情報の紛失、破壊、改ざんおよび漏洩などに関する万全の予防措置を講ずることにより、個人情報の安全性・正確性の確保を図り、万一の問題発生時には速やかな是正対策を実施します。
- 個人情報に関する法令・規範の遵守 個人情報に関する法令およびその他の規範を遵守します。
- 教育及び継続的改善 個人情報保護体制を適切に維持するため、職員の教育・研修を徹底し、内部規則を継続的に見直し、改善します。
- 診療情報の提供・開示 診療情報の提供・開示に関しては、個人情報保護法ならびに日本医師会が定める「診療情報の提供等に関する指針」に従い、誠意を持って迅速に対応します。
2007年10月15日
一般財団法人 大阪漢方医学振興財団
理事長 河田 佳代子
個人情報の利用目的
当院の通常業務で想定される利用目的は以下の通りです。
〔院内での利用〕
1. 医療・介護サービスの提供
2. 医療保険事務・介護保険事務
3. 入退院等の病棟管理、会計・経理、医療事故等の報告などの管理業務
4. 医療機関内で行われる症例研究
5. 医療・介護サービスの業務の維持・改善のための基礎資料
6. 学生への実習の協力
〔院外への情報提供としての利用〕
1. 他医療機関・事業者等との連携・情報提供
2. 診療に対し、外部の医師へ意見・助言を要求
3. 業務委託(検査、清掃、寝具、給食、設備関連)
4. 審査支払機関や保険者へのレセプト提出・照会への回答
5. 市町村等より受託した健診の事業者への結果報告
6. 医師賠償責任保険における保険会社への相談
7. 外部監査機関への情報提供
学会・研究会での利用
患者様の個人情報が医師、看護師、その他職員の勉強会など教育目的で利用されることがあります。学会や研究会で患者様の個人情報が、医療の発展を目的として利用されることがありますが、学会や研究会では患者様の氏名等の個人を特定できるような情報は発表しません。
病状説明
当院では最良の治療が継続できるよう、患者様ご本人だけでなく、ご家族等に対しても病状説明を行う場合があります。対象となるご家族等を指定される場合や、患者様ご本人だけの説明を希望される場合(ご家族への説明を拒否する場合を含む)は主治医にお申出下さい。なお、上記に関わらず、主治医の医学的判断により、家族等にのみ病状説明を行う場合があります。
個人情報の公開
当院では原則としてカルテを含めた個人情報の公開を行っております。公開を希望される場合は、外来受付または病棟詰所までお申出下さい。なお、迅速に公開を行うよう努力しますが、最良の治療の継続に支障を来す場合などでは公開しないことがあります。その際には文書でお知らせします。質問や苦情は受付で承ります。
個人情報の訂正や利用取り消しの申し立て
患者様の個人情報につきまして、訂正の必要な箇所がございましたらお申し立て下さい。患者様の個人情報につきまして利用の制限もしくは停止をご希望の方は受付までお申出下さい。
その他
上記利用目的以外に個人情報を利用する場合には、必ずご本人の同意を得るものとします。なお、法令に基づく場合、生命・身体・財産保護・公衆衛生の向上、児童の健康育成、国等の公共団体からの協力依頼の場合には、例外としてご本人の同意を得ることなく利用する場合があります。
2007年10月15日
一般財団法人 大阪漢方医学振興財団
理事長 河田 佳代子