杜仲は、古くから筋肉や骨を強くする強壮剤として家庭料理や漢方薬として使われています。日本でも杜仲の葉を煎じたお茶がダイエットや鉄欠乏性貧血によいと人気を得ています。中国の家庭では、寒い夜やからだが冷えたときにハクサイのスープに杜仲をくわえて食べます。こうすると、からだが温まり風邪の予防や疲労回復、足腰の冷えや痛み、弱り、筋肉の疲労がとれます。
【 栄養と薬効 】
杜仲科の落葉高木でその樹皮を乾燥したものが漢方薬の「杜仲」です。その効用は、高くなった血圧を下げ、肝機能を向上させ、新陳代謝を活発にしてからだを温めます。ほかに便通がよくなるなどの効用があります。
【 こんな人に 】
足腰の弱った疲労ぎみの人、慢性腰痛の人、神経痛の人など。