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2007年10月15日
“邪”とはなんのことですか?
“邪”の“牙”は食い違った組み木のからみあったさまを描いた象形文字です。食い違い、正道からはずれた、ねじけているという意味です。邪には外から受けるもの(外邪)と体内から生じるものがあります。
漢方理論では自然の変化に従って生活することが健康のもととなると考えていますが、気候の変化によって体のバランスを崩す(食い違いを生じる)こともあります。
例えば、夏の終わりに急に涼しく空気が乾燥して咳カゼをひくということがあります。この場合は寒邪、燥邪を受けたと言うことになります。しかし全ての人が同じ症状を起こすことはありません。体調や体質と環境因子の“食い違い”は個人によって受け方が違います。
体内から発生するものは、体質や食生活と関係します。
味の濃いものや脂物を多くとると代謝しきれずに不純物をため込み痛風や動脈硬化の原因となります。漢方的には“痰飲”“瘀血”と言います。
自然の変化に従って生活することが健康のもと
果物はたくさん食べてもよいのですか?
やはりほどほどがいいでしょう。
とくに、果物は体を冷やすものが多いため、寝る直前にはあまりとらないようにしましょう。また、空腹時に食べるよりも食後がおすすめです。
果物には消化酵素が含まれるものが多いからです。また、糖分、水分、ビタミン、電解質が豊富なので夏には欠かせませんが、胃腸を冷やさない程度に気をつけましょう。
中国四川省では四川風の辛い味付けの際、口の中の辛みをとることと津波を補うよい水分ということで夏は食事中にスイカの絞り汁を飲みます。
しかし決して冷えた果汁が出てくることはありません。
果物は空腹時に食べるより食後に食べる方が体によい