一般財団法人大阪漢方医学振興財団では『足助式医療體操協会』を設立し、足助式医療體操を学び、心身の機能を把握すると共に足助式医療體操を広く普及させることによって、多くの人々の身体症状の改善、健康維持・増進を図る活動を行ってまいります。
皆様もこの機会に是非、『足助式医療體操協会』に入会され、本協会の活動に参加されませんか。
現在、協会会員を募集しております。詳しくは財団本部06-6252-2526 へご連絡下さい。
■足助式医療體操とは
足助式医療體操とは、足助次朗先生が創案した心身の調和と退行変化を整調するための医療體操です。
足助次朗先生は幼少期より種々の病を患い、その闘病と病を克服した経験から得た生体に対する考察を踏まえ西洋医学・東洋医学・人間の感性による自然観を学び、体質改善・自力健康法に目覚め治療家として整体手当体操等創案し多くの方を救ってこられました。その療法の一つが足助式医療體操です。
この度、足助次朗先生のご令室である足助照子先生とのご縁により『足助式医療体操協会』設立の運びとなりました。
■足助式医療體操の特徴
- 場所をとらない。(ベッド、布団の上で出来る)
- 寝たまま出来る体操なので心臓への負担が少ない。
- 病人から健康人まで対象者が幅広く誰でも無理なく長続きする。
- 特別な服装や履き物がいらない。(楽な服装でよい)
- エネルギー消耗ではなくエネルギー(気)の流れを改善することにより、肩・腰・膝などの痛みを軽快に向かわせる。
■ごあいさつ
この度、足助式医療體操を一般財団法人大阪漢方医学振興財団において再スタートするにあたりご挨拶させていただきます。
永年お付き合いの方からの御紹介で中本先生との稲妻のような御出会いに接し、医学は勿論視野の広いお人柄に惚れ込み足助式医療體操をお任せできる方と感じ、財団の方のご協力、お力添えもあり大阪漢方医学振興財団に事務局を設置することになり普及活動ができるようになりましたことは喜ばしいと嬉しく存じます。
足助次朗は昭和17年頃には安静第一と言われた時代にも拘わらず病ほど物を考えさせるものはない、病にも救いがあり世に現れていない学問の道場であると気づき、つらさは寝るから"練る所"とする転化の方法を考えた結果、病気の経験から自然に生まれた心と體(からだ)のバランス、退行性変化の改善予防の動きを考え体感し医療体操の創案となったのです。
私自身も足助次朗の恩恵を受けた一人でございます。
今は時代と共に医学も素晴らしく進んでまいりました。有り難いことです。寿命も延びてまいりました。しかし、進化すれば失うものもあるのではないかと気づくとき、自力健康法(體操)も是非加えて硬化硬滞のない生命維持と活動を続けられる対応力を備えた體(からだ)作りをしていただきたいと思います。
足助次朗は人生最後に生体物理の本を書きたいと申しておりましたが、実現できなかったことは非常に残念でございますが皆様にこの體操を知っていただければ嬉しく思います。
ご協力下さいました皆様方の暖かな和の心に深く感謝申し上げご挨拶とさせていただきます。
足助式医療體操協会
会長 足助 照子